伊勢型小紋とは別名「江戸小紋」とも呼ばれ、元々は武士の裃(かみしも)の柄から発展した着物で、普段着とされる小紋の中では格別に着用幅が広く、カジュアルから略礼装まで様々な場面でお召しいただくことができることから、着物通の方や茶道をされる方を中心に、高い人気を集める商品です。

伊勢型小紋(江戸小紋)は、いわゆる型染めのきものです。
この型となる「伊勢型紙」は、地紙と呼ばれる専用の和紙に柄や文様をひとつひとつ彫って表現されます。その彫り方は、「錐彫り」、「引き彫り」、「道具彫り」、「突き彫り」と分類され、各分野に専門の職人が存在します。一見単純作業のように見えて、実は想像を絶する強靭な精神力と根気が必要な型彫りの作業。
そこに必要なのは、長年積み重ねた経験と技術、何より彫り始めから彫り上げるまで、常に同じ気持ちで向いつづける心の技なのです。
だからこそ、機械では不可能な、手仕事ならではの味わいが生まれるのです。