和を想う ~池田社長ブログ~
成人式の志!
大人への仲間入りを祝う式は、元服・成年式として古来より行われてきました。男子は、髪をあげ髷を結い冠をかぶり、女性は髪を頭頂で結い後ろにたらし、袴の上に裳(も)という衣をまとい、大人への決意を現しました。
現在の「成人式」という形になったのは戦後のこと。1946年11月に、埼玉県北足立郡蕨町(わらびちょう)の青年団が、敗戦により虚脱状態にあった、次代を担う青年達に希望を持たせ励ますために企画した青年式が始まりです。
青年式は瞬く間に広まり、国も2年後には「おとなになったことを自覚し、自ら生きぬこうとする青年を祝い励ます」趣旨の成人の日を制定、1949年1月より施行したのでした。
成人式を追い風に、青年達は底力を結集し、焼け野原から、奇跡の復興を遂げました。
日本が、世界が、大きな曲がり角に差し掛かっている今日、成人式の志を今一度見つめ直したいものです。