和を想う ~池田社長ブログ~
端午の節句!
1,3,5,7,9という奇数は「氣」が強く、重なると氣が強くなりすぎて禍いをもたらすとされ、古来日本では奇数が重なる日を「節句」として、邪気払いを施してきました。
そして5月5日は端午の節句。この日は別名「菖蒲の節句」とも呼ばれるように、例えば、菖蒲湯に入る、菖蒲に浸した酒を飲むなど、菖蒲を用いて邪気払いをしていました。 それが武士が台頭してきた鎌倉時代になると、菖蒲が「尚武」と読み替えられ、武を重んじる日=男の子の節句と位置づけられるようになりました。兜を飾るのは身を守るため。こいのぼりは鯉の滝登りという話があるように、立身出世のシンボルとして掲げられるようになりました。
日本人が他人や自然への思いやりの心にあふれているのは年に何度もこうした節句を重ね、身を清めるからだと言われています。いつまでも節句を大切にしていきたいですね。