履きやすい草履

一、サイズ

 かかとが草履から0.5から1㎝くらい出るサイズが履きやすい。

 かかとが中に入ると着物を巻き込んでしまうし、跳ね返りが強くなり疲れやすく、泥はねが裾にあがりやすくもなります。

 

二、台の素材

 一番いいのは一枚コルク芯で作られているもの。これは軽くて反発もいい感じ。

コストを落とそうとすると、コルクのかけらを接着剤で固めたものになります。これは重いし反発も落ちます。軽さだけをだすためにプラスチックの台もありますが、反発が弱く暑い日には変形したりする恐れもあります。

 

三、鼻緒

 ビニールのものが多いですね。これは履いていると伸びてくるので、最初は固めにすげてあります。

だから最初履く時は、どうしても指や甲が痛くなります。手を入れてグッと伸ばしてから履きましょう。履いているとだんだん伸びてくるので、今度は伸びすぎて履きづらくなってきます。その時は草履屋さんで鼻緒をしめてもらうといいです。但し、草履の裏に鼻緒を取り換えるための三か所の穴のないのは、後で調節はできません。

 皮の鼻緒は簡単には伸びないので、逆に最初から鼻緒は足にあわせて緩めにしてあります。細かいことを言うと、鼻緒の中の紐は麻がいいのですが、ビニールが多いです。ビニールは伸びます。

 

四、裏地

 一番いいのは一枚皮。他にはコストを落とすためにコマ切れの皮を合わせて一枚にしてあるもの。さらにはスポンジなどプラスチック系のものもあります。

プラスチック系になると暑い日には変形していまいます。合わせ皮はもろくて雨にぬれるとめくれやすいです。

 

五、歩き方

 靴の時のように、かかとから着地して指で離れる歩き方を草履ですると、鼻緒と指が摺れ過ぎて痛くなります。そもそも草履の歩き方が靴とは異なるのです。そもそも草履の歩き方が靴とは異なるのです。親指と人差し指で鼻緒を挟み、この部分を中心に草履を着地させ、離れます。靴のように大きく足裏をローリングさせません。靴は後ろ重心なのに対して草履は前重心で歩きます。歩き方があってないと、どんな草履でも足は痛くなってしまうでしょう。

 

六、最期に

 和の履物屋に行くと、デザインも値段も様々な草履が並んでいます。値段の差は以上のような素材の差によるところが大きいと思います。

私は、毎日着物に草履を履いています。毎日履くMY草履は、自分の足の大きさに合わせて、コルク芯から職人さんに作ってもらっています。確かに値段は市販のものの何倍もします。でも履きやすいので、手放せません!

 

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【質問】らくな草履ってあるの?【池田社長がお答えします!】

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